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「起業を増やさナイト」に行ってきた – 見聞を積もう
昨晩は、あるtwitterの盛り上がりから開催する運びとなった「起業を増やさナイト」に参加してきました。紹介してくれた @f1at さん、感謝!
■起業は苦しい物だと思っていた
僕は、これまで社長に近い場所で仕事をしてきました。それは、資金調達の立ち会いや、個人保証の印鑑請求におよぶなど、起業家=社長の厳しさの側面をつらくなるほど見ることでもありました。どれほどの想いがあっても、その目の前の厳しい現実を、僕だととても乗り越えることはできるなんて、到底思うことなどできませんでした。もし、起業するにしても、ファイナンスを行わず自己資金で小さくやろう、そう考えていたのです。
■周りにいる人は同じ志だった
いくら知人に紹介してもらったイベントとはいえ、どんなもんじゃと疑心暗鬼になっていたことは確かです。
でも、企業とは直接関係のないイベントで知り合った、様々な方がこの起業イベントに参加していたのです。起業は最後は自分でやる物なのだけれど、周りに同じ志の人がいたのだ、と言うだけで本当に助けられた気分でした。
■話の概要
簡単ですが、僕の琴線に触れた事項をまとめてみます。この欄は、質問した際に伺ったことや、直接お伺いした内容を含みます。ほかにも聴講された方がいらっしゃいますが、それぞれ琴線に触れた事項が違うはずですので、検索して合わせてご覧になってみてください。
【磯崎さん】
- 経営経験者は、日本では希少な人材。失敗さえもバリューになる。
- 初期の間違いほど修正が利かない。特に、出資割合を十分考慮すること。
- 出資を受ける際の契約条項を十分確認すること。特に、自分たちに不利になりかねない部分に要注意。
- 今の時代にはエクセルがある。計画をすることで、少なくても「できないこと」「失敗するパターン」をあらかじめ知ることができる。計画が変わることはあまり問題ではない。
- 銀行は思考が統一されているが、投資家は人それぞれ。まずは一人でも多くの投資家に会い、想いが共有できる人を見つけよう。
【村口さん】
- 戦後直後に成長した企業は、$1=¥360という戦勝国に履かせてもらったべらぼうに安いレート(「下駄」と言う言葉が出てきました)で世界に切り込めた訳だから、$1=¥90の僕らの時代が大変なのは決しておかしな話ではない。
- 米国のVCが成長したきっかけは、旧来の日本が大事にした「系列取引」に鍵がある。残念なことに、日本は逆の方向へ進んでいる。
- 資本主義を使いこなす…「格差」は容認しなければならない(但し貧困は全く違う問題)。これとどうつきあうかを考えておくこと。
- 起業は体力勝負。若い方が得、と理解しました。
- 桃太郎がやったことを思い出そう!
- 日本とシリコンバレーの起業家に差があるとしたら、世界観。日本人は首都圏や日本国内に終始しているが、シリコンバレーの人は世界を見ている。大風呂敷を広げている訳ではない。そのような見識を持つために、見聞を広める…特にその筋のメッカを必ず訪れることが肝要である。ただ、プロセスとして小さな市場をステップにすることはある。
- 市場と需要がある…にぎわいのあるところに活路を求めていく。
- 起業家は、まず行動。動いてから、考えていく。
- 想いの上に、しつこさ・根性・気合いが重なり、それが10年続けることができれば成功への道は開ける。
(その背景に、人が言う「優秀さ」はあまり関係ないのだなと思いました)
【藤野さん】
- 相手は、話をしている自分のその先の背景を見ながら話している。
- 税金は払ってなんぼである。社会貢献の第一歩である。
- お金は使うべきところに使う。什器等、もらえる物はどんどんもらってお金を使わないようにすべし。
- 損しても殺されない人からお金を調達しよう。かなり具体的でした。
- 成功の十分条件はない。必要条件がある。
- 「労働観」の意識…特に「会社」と言う言葉が出たら気をつける。場合によっては、想いが一致しない人と別れることも考慮する。お金は、身を削って働いた代償ではなく、僕はお客様からの感謝の気持ちと価値を定量化して取引することだと思っています。
- 「想定外」の想定。想いもよらぬことはいつでも起きる。それは起きるものであり、起きた後のファイトが重要なのである。
- スタッフとの日頃のコミュニケーション、重要。
- 「牛」と「熊」 (ブルとベア)
■僕には見聞が必要だ
僕が村口さんへ「日本とシリコンバレーの起業家の差」を質問した際に伺ったとても大切な言葉。「世界観」。僕にはこれが足りないことが明確にわかりました。今からでも独立することはできますが、それにしては見えている範囲が狭すぎました。世界でIT技術がどのように使われているか、まだまだ知らないことばかりです。昨年のベトナムに限らず、使える時間をフルに使って、国内外の様々なシーンをつぶさに見ておかなければならない、そう考えました。
これは、僕の中長期な課題として、とても明確なものになりました。自分の考えていることが本当に自信を持てる物なのかを確かめられ、そして自分がまだ見ない新しいことが発見できるのではないか、そんなわくわく感が湧いてきます。
そうしている間に、起業の想いが固められるような気がしてきました。これが、今回のイベントで最も大きな収穫です。
■起業は簡単ではないけどやればできる物だ
これが、今回のイベントを通じてわかったことです。先に述べた起業家の苦しみから逃れることは難しいことに代わりはありません。しかし、それをも上回る想いがあれば、しっかり乗り越えられるし実際にこえている人がいることがわかっただけでも、とても勇気づけられました。
そして、起業のための実践的…それは本に書かれていないような泥臭さも伴う話が、かえって僕らが起業の現実を正確に知る機会になりました。それは、理解が浸透していない不安から、問題点がわかる安心感に変わった瞬間であります。
しかし、そのためには僕にはまだ時間をかけてやらなければならないことがあることがたくさん見つかりました。やりたいことを何となく、ではなく、どうしてもやりたくてたまらないものをしっかり固めていく。僕に今ある、単なるサラリーマンとして勤めているのとは違う環境を活かしながら、それはできるはずです。
■やっぱり飲みにいってしまった
で、その後にたまたま同席していた @ogijyn さん, @takahashim さんはじめとした何名かで銀座のなじらてで一杯ひっかけてきました。結構無茶振りでしたが、2次会も起業の熱い想いが広がる話になりました。悩みはつきないのだけれど、前進することを決して忘れず邁進している皆さんの話を聞いて、僕もハッパをかけられ家路につくのでありました。
名刺交換させていただいた方々、お会いしたすべての皆さん、そして講師としてとても貴重かつ熱いお話を賜った磯崎さん・村口さん・藤野さん、どうもありがとうございました。そして、また皆様お会いするときを楽しみにしています。
最も忙しくない時期にこれまでを振り返る
今の会社に来て2年。会社の中を見渡すと、本当に雰囲気が良くなったな、大変なことはたくさんあるのだけれども、あのときを思い起こすともう比較にならない、しっかりと前へ進むことができる環境になったなと感慨深いものがあります。
たくさんのバックグラウンドを持ちながら力を活かせないあの人の復活、一度は追われてしまったものの出戻ってきて以前以上に楽しくみんなと仕事をしている彼。それは、日々を見ると浮き沈みがあります。でも、そんなことは長い時間をとらえれば小さなこと、一人一人が自分の場所を探し始められる環境になったことが、とても大きな進歩です。
■「これはとんでもないところにきてしまった」
僕は、入社まで実は3ヶ月の待機期間がありました。それまでの間、これから入ろうとする会社の中では大変な”Growing Pains”の断行が開始されていたのです。そして、自分が入社した4月。僕は本当にここに来てよかったのだろうか、今回ばかりはちゃんとやれないのじゃないか、という雰囲気でした。
今まで自分はどちらかと言うと歓迎されて入社したことばかりでしたが、今回ばかりは違ったのです。歓迎されない、それもゲーム会社なのにゲーム業界とは全く違った畑から、いったいあんたは何者だと言う雰囲気であったのです。
■改革は痛みを伴う それは自分にも
もちろん、サーバサイドの技術を扱うエンジニアとして仕事はしていました。でも、それは今までの延長線上であり、何事も乗り越える自信もありましたし、実際にクリアをしてきました。
それ以外に、僕には仕事がありました。会社の風土を改革するタスクフォースとしての仕事です。問題点を洗い出し、改革案を提示し、実行の先頭に立つ。
でも、一人一人の想いがあります。それを僕には最後まで理解しきれなかった。改革は最後まで続けることができなかったのです。その後悔が最近まで清算することができませんでした。
■再挑戦の機会があった
会社内で徐々に定着してきた物があります。行動規範です。行動規範の多くは、社長や経営企画部が考えるケースなのではと思うのですが、僕らは違います。各部署から、一人が出てきて編纂にあたるタスクフォースが編成されたのです。その際に、僕はまた抜擢していただく機会がありました。
タスクフォースのメンバーは、僕より若く優秀な後輩が来てくれました。僕が、ほんの少しだけ軌道を決めてさえ行けば…いや、うまくのせてくれたのかもしれません、彼らは次々と、そして社員一人一人の思いを尊重しながら、物事を進めてくれました(※1)。そして、1クォーターの期間を経て、全員が受け入れてもらえるようなすばらしい条項ができあがりました。
一緒に動いてくれて、そして成功へ導いた彼らに、僕は今でもとても感謝しています。
そして、このころから、社員一人一人が、目指す方向を探し始めることができるようになったのかなと思っています。それは、僕も含めて。あの”Growing Pains”断行の負の傷跡も見えなくなってきたのです。
■最も忙しくない時期
僕は、今、社会人生活の中で最も仕事が忙しくない時期になっています。後輩が言うには、十分仕事があるではないですかと言います。でも、仕事だけを考えると正直なところ物足りなさを感じています。自転車を駆り、スキーを滑る余裕もあります。
このまま、今のポジションが続けばこれでいいのです。しかし、間もなく迎える30代に向けて、僕はそろそろ準備を始めなければなりません。その方針を考えるにあたって、この忙しくない時期はとても貴重で充実した時間になっているところです。
これまでは自分を基準に結果を出した。でも、これからはそうはいかないと言うことを、この2年間が教えてくれている気がします。言葉でマネジメントと言うとシンプルですが、その中身を掘り下げればどれほど奥が深いかと言うことを、ドラッカーは著書で口酸っぱく書いています。
最後に、参考にした本をご紹介します。
※1: 議事録は会社のWikiサーバにスタートから原案完成まで、運用が続いている今もずっと公開され、社員全員がその編成の経緯を追うことができるようになっています。透明度を高めることもタスクフォースのテーマの一つでした。
マネジメントの勉強はしたけどまとめきれない時に読む本
チームをマネジメントするために、技術的な側面よりも心の側面に焦点を当てた本が出版されました。
村田祐造氏 著『チームの心を一つにする技術 “常勝リーダー”だけが知っている』
■チームをまとめるのは難しい
大なり小なり、チームを持った人が必ず悩むこと。それは「まとめること」そのものであります。言ったことは伝わらない、勝手なことをする人がいる、そしてバラバラになってしまう。
僕も、ずっとこの悩みを持ち続けています。だからといって一人でやってしまえばその仕事は終わるかもしれませんが、いっこうに自分の仕事の領域を抜け出すことはできません。小さいまんまで終わってしまうんですね。これはとても悲しい。でもどうにかしたい。
■タグラグビーを通じた出会い
昨年の秋ですが、CLA主催の『体験型チームビルディングセミナー』で、先に紹介した本の著者である村田さん(ムラタぐさん)の講義を聴講する機会に恵まれました。
セミナー内でタグラグビーをプレイします。タグラグビーは、ラグビーからケガをする危険のあるプレーをのぞき、老若男女誰でもが楽しめるルールにアレンジしたラグビーです。しかし、ラグビーの本質であるチームでプレーすると言う部分は生きており、ワンマンプレーでは本当の勝利にたどり着けない仕組みになっています。最近流行している、団体戦がなく一人でプレーするスポーツとは趣を異にします。
そこで、強く学んだこと。それは『感謝』の心を持つこと。悪いことがあったとしても、いつかは日々自然にできるように。そうすることで、自然に相手を受け入れられるようになり、チームが一体となっていくきっかけをつかめるということです。
■挑戦はいきなりはできない
ムラタぐさんは、モティベーションの状態を「フロー(+の状態)」「ノンフロー(−の状態)」として分けて解説されています。今まで、モティベーションをあげるために無理矢理「いける!」なんてやることを強要された経験を持たれている方もいると思います。それとはまた違った、今ある自分の能力・背景の受け入れ方について解説されています。やり方は違いますが、NLPで受けたアプローチに似ているなと思い出しました。
その感謝から始まり、それを取り巻く自分の内面の次のレイヤー(詳細はぜひ本で!)が成り立ち、初めて自分の外側に出てくる「挑戦」に結びつく、と言うロジックになっています。それを通じて、周囲に慮る気持ちが自分の中に育っていきます。
自分が起点なのですが、今までの自己啓発本と違って最後まで自分にとどまるのではなく、周囲に対してプラスのエネルギーがあふれる自分になるためにどうするのか、という観点が特筆できるポイントです。
■実践方法はやると結構恥ずかしい
私はセミナーを通じて、本に書かれている実践方法を実際に体験したのですが、これを実際にやるのは結構恥ずかしいです!でも、会社でやってみましたらなかなかイケてました。まずは「傾聴!」のサインからいかがでしょうか。ここで、一人一人が話し手に傾聴していないことから気づくはずです(※1)。
また、個人でできるものはチームでやるものよりもやりやすいので、一人で笑ってしまうこともあると思いますが、お試しください。気持ちが少しずつ変わってくるはずです。
■こういう人が読むといいんじゃなかろうか
となりますと、
- 会社である程度結果が認められてポジションがどんどん良くなっている…けど、チームを今ひとつまとめきれなくて困っている人。
- 会社になんか許せない奴がいる。
- チームで挑戦するために今ひとつ覚悟を決められない。
この3点でしょうか。僕にとっては、以前のセミナーの復習のための教科書として活用しています。
ビジネス系の本全般に言えることですが、実践を推奨している手法をいきなり全部やるとつぶれてしまいます。特に、セミナー等で実践方法を直に学んでいないと、かなりの確率で挫折します。ですので、自分ができそうだ、これはやってみたいと言うモティベーションになれるものから、はじめてみてはいかがでしょうか。
あと、タグラグビーは本で書かれているチームワークを直に学べる機会ですので、イベントを通じて汗を流しながらマネジメントについて考え直すのもとても良い時間になるはずです。ムラタぐさんが経営されている『スマイルワークス』さんでも主催されていらっしゃいます。
一人では生きられない、というのは言葉ではわかります。でも、中身として理解を深めるのは一生かけても難しい、人生の課題です。そのヒントをつかむきっかけとして、読まれてみてはいかがでしょうか。
※1: 傾聴していると、ミーティングも早くかつ効率的に進むんじゃないかと感じました。
XBRL勉強会で『言語処理を用いた 相関関係取得の紹介』のプレゼンをしました
1月14日に開催された『第8回 XBRL勉強会』において、上場企業間の『言語処理を用いた 相関関係取得の紹介』と言うプレゼンテーションを行いました。
パワーポイントは概要のみで、多くをホワイトボードと質疑応答で話を進めましたので、こちらに補足を書きます。
■概要
これまで、インデックスを使った投資を行うにあたっては、取引所などが定義した『業種分類』や、ファンドマネージャをはじめとしたプロフェッショナルの知識・経験・そして勘でインデックスが作成されていました。また、インデックスを作成したとしても、この動きが激しい世界では企業間の関係は刻々と変化します。
そこで、定性的でありつつも企業の特徴を垣間みることができる「有価証券報告書」や「決算短信」を用い、これらを自然言語処理の技術を用いて定量化することで、企業のつながりを分析できるか否かの実験を行いました。企業分析では、あまり例がない方法であります。
■実験手順
実験は、次の手順で行いました。すべてコマンドラインベースで動作しています。プレゼン中は、技術者以外の方にもわかるようベクトルの「なす角」(cosの意味を理解するために必要)についてあわせて解説しています。
- やのしんさん開発のAPIを通じ、東証1部上場企業の2009年度中間決算短信(以下、短信)PDFをダウンロード。
このAPIを使うことで、データの取得の自動化が可能になりました。 - 短信PDFをテキストファイルへ変換。
その後に本文を解析しやすくするための準備となります。 - 各企業の短信の本文を分かち書き。
日本語は英語と違い単語の区切りがないため、専用のツールで単語ごとに「分かち書き」と言う処理が必要になります。 - 分かち書きした各企業の短信のTF、および全銘柄のIDF、RIDFを算出。
TF/IDFについては、たつをさんのエントリ『形態素解析と検索APIとTF-IDFでキーワード抽出』が詳しいです。 - 各企業の短信をすべてつきあわせ、短信間の内容の類似度(cos)を算出。
実際は7で指定する企業のみ演算すればいいのですが、今回は途中で全cos値を調べたいと思いわざわざすべて計算させました。 - RIDFを用い、各短信の代表キーワードを算出。
どんなキーワードがその短信の特徴的な単語で影響を及ぼしやすいものであるのか、わかりやすくするために抽出しました。RIDFについては、当ブログ『【シムエントリ】 代表キーワードによる検索に変わります』をご覧ください。 - 指定した企業において、cos値が0.5以上の短信を3階層までリンクしていく。
- リンク結果を図に描画する。
■出力データ(画像へリンク)
このような形で出力しています。紹介している企業はスライドでピックアップしているものです。
■プレゼン中いただいたお話
プレゼン中の質疑応答時間、様々なお話を頂戴しました。
・大量保有報告書や第三者割り当てのレポートを活用できないか
これらの報告をする人たちの中に、キープレーヤーがいます。そのキープレーヤーの動向をテキストマイニングで抽出できれば、より客観的に市場の動きを把握できるのでは、とのことでした。
・IFRSのメジャーカスタマー欄を参考にして取引関係をより緻密にとらえられるかもしれない
テキストマイニングばかりではなく、IFRSをはじめとしたほかのデータソースを用いて相関をよりわかりやすく(どういったつながりなのか)していく方法もある、と教えていただきました。
・XBRLとの掛け合わせについて
それぞれのタクソノミをベクトル化して類似度を測ってみたいと言う話をしたところ、リンクや米国での事例について紹介いただきました。
・一見関連性がないつながりは書いている人が一緒か同じ会社かとかがあるかもしれない
ほかにも、いろいろなご意見を頂戴しました。どうもありがとうございました。
■活用したライブラリ・ツール
多くのツールは、Ubuntuのリポジトリからダウンロードできますので、手軽にインストール可能です。
- Sun VirtualBox
- Ubuntu Linux 8.04.3 LTS Server
- Perl 5.8
- mecab + ipadic
形態素解析…分かち書きのためのツール - graphviz
相関図作成ツール - xpdf (pdftotext)
PDF関連ツール (今回はテキスト抽出のみ利用)
■参考図書
- Introduction to Information Retrieval
以前、勉強会でお世話になった教科書です。洋書ですが、情報検索に必要な知識が一通り学べます。 - 情報検索アルゴリズム
特に検索部分について解説している教科書です。上記IIR本と一緒にどうぞ。 - ゼロから学ぶ線形代数
特にドキュメント間の類似度を演算する時に利用しています。数学からしばらく離れてしまっていた場合に役立ちます。
■個人的な目的
自然言語処理と、企業分析。それぞれの分野に置いて、非常に長けた能力を持っている人や前線にたって活躍されている方がいらっしゃいます。しかし、両方を兼ね備えて活躍されている方は、あまり見受けません。正直、自分が今から一つの分野で勝負するには、かなりハードでやりきれる自信はありません。
そして、定量的分析が進んでいる企業分析に置いて、定性的データを分析しているというレポートを、私は今まであまり見たことがありませんでした(前回の勉強会で少し出た程度です)。
今回、発表する題材を決めるにあたり、自分が経験してきた自然言語処理と企業分析というあまり近くなかった分野を絡めて発表することで、何か印象を残すことができればと期待していました。それが、自分ならではのものだと思ったからです。誰かが言っていました。一つの専門の人は数多くいるけど、ある程度の能力でも二つ以上の能力を掛け合わせられる人はなかなかいない、と。
■感想
目的が達せられてよかったです。
掛け合わせると言えば聞こえはいいのですが、常識的ではないことでもありましたので勉強会内で受け入れてもらえるのか、発表まで心配でした。それも、XBRL勉強会と言うのにXBRLの話がほとんどないという…。しかし、企業分析と言うもう一つの部分について興味を持っていただくことができ、とても嬉しく思っています。また、企業の分類にテキストマイニングと言う手法があることも皆さんにお伝えできたのではと考えています。
(体調を崩していて新年会に行けなかったことだけが心残りです)
勉強会に参加されていた皆様、どうもありがとうございました!
1981年生忘年会 #3 – ロスジェネを越えて
■印象的な出来事を一つ挙げるとすると
第三回 1981年生忘年会。僕はこのイベントで最も印象的だったのが、nyontanの『田んぼと愛を語る』メソッド。このイベント、本当にいろいろなことがあったけれど、これに勝るものはない。このブログを書いているその瞬間でさえ、思い出し笑いでキーボードを打つ手がずれまくるぜ…!
■この会も3回目となった
一昨年から始まった、1981年生まれとそんな気持ちを持った人が集まるこの忘年会。過去の模様は『1981s会へ行く…すごい人・人・人!』『1981年会 第2回 催されました!』のエントリを書いたのでご覧になられたし。
1次会は、yusukebe が幹事長を担当。今回もすごい人で、1次会の会場は100人収容できる会場が乾杯の時点で満席に。渋谷の坐・和民の座敷席がフルフルですよフルフル。

最も驚いたのは、iPhone所有率。あるところでは「iPhone持っているのはお前らの周りだけじゃ〜」的記事を拝見しましたが、ここは標準機がマイノリティ。目検で8割は持ってたんじゃないかと思うくらい、iPhoneだらけ。iPhoneを持ってない僕は、人間扱いされないのでありますwww (ってのは言い過ぎだけれどそのくらい普及してたってこと)。
もう何がなんだか良くわからないうちに1次会が終了。あー、俺ビールは飲んだしおじやも食ったぞー。
もちろん2次会もあるのですが、次の幹事長は無茶振りの中快く段取りをしてくれた amachang 。なんと同じビルで見つけてくれて、移動がスムーズに進みました。

これ、2次会なんですけど、巨大なねるとんパーティ、いや、1次会の続きのような勢いです。実は70名強います。ここだけでは間に合わず同じ店の中で離れができたくらいです。この場は更に混沌を深め、ナンパを始める奴、LTを始めるグループ、そして夜の話がスタートする男達が出始めました。
いやいや、夜も更けてきまして電車もなくなる時間になって参りました。それでも飲み続けたい血気盛んなメンバーは、なんと隣のお店を貸し切り3次会に突入。ここでも amachang が取り仕切ってくれて、なんと相見積の上でかなりいい感じの条件で飲めることに。イヤ〜ッホウ!

ここでは、ディープなコンピュータサイエンスの話、田舎を出て活躍する人たちの話、そしてとっておきの夜の話が繰り広げられたのであります。座敷なので寝る人が出そうな感じですが、実はこの場で完全に寝た人は誰もいなかったのです。そのくらい、テンションがみんな高かった。
■この会がどうしていいのか
僕はいろいろなイベントで幹事団の中に入ることがあり、今回は1981系イベントでは初めて幹事団の仲間に入れていただきました。そんな中でこのイベントがどうしていいのか。
- 幹事団のメンバーは誰もが率先して動けること
- 参加者の人は非常に協力的であること
- そして全員デリカシーを持って行動できること
幹事団には、Web系開発をしている人では知らない人はいない kensuu をはじめとしたナイスガイ・ナイスレディが、出欠、集金、そしてパーティグッズの準備などなくてはならない大切な仕事を滞りなくこなしていました。多くの人が席で落ち着いている時も、飲み物や人の出入りに目を配っていたことが、僕の中ではとても印象的です。
そして、僕が最もアツく伝わってきたのが、参加者の皆さんのデリカシーがありつつもその場を自然に、そしてありのままに立ち居振る舞っているその姿。幹事団は段取りこそできますが、その場をつくってくれるのはあくまでも参加者一人一人だと僕は考えています。これほど調和がとれた集まりというのを、参加された皆さんもなかなか感じる機会はないはずです。
■幹事団の一人として少し
今回、誘導と写真係を務めさせていただいたのですが、そこでわかったことをいくつか書き残します。
まず、誘導に twitter は使える!ということ。これほどの人数ですと、声を張り上げて誘導するには限界があります。その場におらず、遅れてきたりはぐれる人が出るからですね。しかし、ITリテラシーが高いこのイベントだからこそでしょうか、twitter でこのイベントのハッシュタグ #1981b を通じて同時に連絡することで一気に情報が伝わります。出欠の取り方や集金など、事務に必須な情報が確実に伝わります。特に、突発的だった2次会で安定した案内ができたように思います。

続いて、写真。撮っていますと、実は食えません。また、自分が映りません。これ、実は後でショックです。でも、遠慮せずお願いしちゃうのがありです。必ず、進んで撮ってくれる人を見つけられるはず。今回は、1次会で asami81 に、3次会で uzulla にバトンタッチして、いろいろ撮ってもらいました。おかげでビール飲めたしおじやも食えた、どうもありがとう!

進め方について、フィードバックいただけると幸いです。いろいろなイベントで参考にしたいと思います。
■ロスジェネ、それ食えるの?
1981年に生まれた僕らは、就職したその時は就職氷河期のまっただ中。ほかの世代が問題なく得られたものを失ってしまった世代だったと思います。でも、この場にいるすべてのナイスガイ・ナイスレディは、なんかやってやろうというか、もうなんかやり始めている。死は新しい生の始まりであるように、僕らの世代からまた新しいことが始まっています。
そんな勢いを、1年に1回感じられるだけでも、どれだけ勇気をもらえるか。初めて逢った人、1年振りの人、そしていつも会う人まで、普段とは違った空気でこんなに楽しめた。
一緒の場を共有できたすべての人に、感謝!

イエ〜イ!
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